第9教室:『湖畔』(ドイツ語学習)『アルト・ハイデルベルク』学習済み

『湖畔』を読みながらドイツ語の学習をしましょう.

語学学習日記(ドイツ語学習)アルト・ハイデルベルク(73)


アルト・ハイデルベルク(73)


——————————【73】——————————————

Doktor. Du weißt ja gar nicht, wie's aussiet draußen ! Du
hast ja keine Ahnung. Du kennst ja nur Kammerherren
und Lakaien, Karl Heinz. Du hast ja nie was gesehen !

Karl Heinrich. Nicht übertreiben, Doktor !

 

——————————【訳】——————————

博士 : 君は(城の)外がどういうふうなのか全く
 知らないのだ!皆目、見当もつかない.君が
 知っているのはただ侍従と従僕だけさ.カール・ハ
 インツ、君は決して何も見たことがないんだよ.
カール
ハインリヒ: 博士、大げさすぎますよ.


——————————【語彙】——————————

* 今回より既出単語であってもその旨を記しません.
 忘れていても気軽に読み進めましょう!ここは学校
 じゃないから!
 【方針】忘れることは自由だ!思い出したら儲けもの.
*今回より女性名詞 {_/_en} は(女弱)と記します.
 女性弱変化の略です. 戦前の女性のことではありません.
 語尾がe で終わる名詞 {_/_n}も混乱のない限り(女弱).
die Ahnung {女弱}  予感
     ② 漠然とした理解、見当、心当たり
Keine Ahnung ! (人に聞かれて)全然わかりません.
aussiet <aus/sehen ~のように見える
Kammerherren <der Kammerherr (男弱)(史)侍従
領主の部屋の出入りが侍従章(der Kammerherrenschlüssel )
(黄金の鍵型デザイン)で許されていた.
Lakaien (m,pl) <Lakai (男弱) ≪古語≫ √フランス語
   (王侯貴族に仕える)従者、従僕
   (お仕着せを着た)召使い、従者
nie (副) 決して~ない 
übertreiben (他、4格を) 誇張する、大げさに言う
  Ich übertreibe nicht, wenn ich sage, dass... 
  ...と言っても過言ではない